平成１０年改正概要

一．意匠法の改正

　　（１）部分意匠制度の導入

　　（２）創作容易性の引上げ
　　　
　　（３）先願意匠の一部と同一又は類似の後願意匠の保護除外
　　　
　　（４）機能にのみ基づく意匠の保護除外
　　　　
　　（５）組物の意匠制度の見直し
　　　　ａ．保護対象の拡大等
　　　　ｂ．各構成物品の意匠についての登録要件を課す規定の削除

　　（６）拒絶確定出願、放棄出願の先願の地位の見直し

　　（７）関連意匠制度の創設（類似意匠制度の廃止）

二．特許法の改正

　　（１）特許権侵害に対する規定の見直し
　　　　ａ．民事上の救済の見直し
　　　　　イ）逸失利益の立証の容易化
　　　　　ロ）事情を考慮した実施料相当額の認定
　　　　ｂ．刑事罰の見直し
　　　　　イ）侵害罪の非親告罪化
　　　　　ロ）侵害罪等の法人重課の導入

　　（２）願書記載事項中の「発明の名称」の削除
　　
　　（３）拒絶確定出願、放棄出願の先願の地位の見直し

　　（４）優先権書類の提出義務の一部免除

　　（５）特許料の引下げ等
　　　　ａ．特許料の引下げ
　　　　ｂ．国と民間との共有に係る特許料及び手数料の取扱いの変更

　　（６）特許無効審判における理由補充の制限

　　（７）証明等の請求規定の見直し
　　　　ａ．査定系書類に関する閲覧請求
　　　　ｂ．営業秘密、個人情報の保護

三．商標法の改正

　　（１）商標登録証等の交付

かちどき特許事務所

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